ライブラリーを調製する前に、シーケンスシステムで使用できるオプションを使用してサンプルに関する情報を記録してください。
Nextera XT DNAプロトコールを完了するには、プレックスの有無にかかわらず、ライブラリー調製キットと互換性のあるインデックスキットが必要です。Nextera XT Index Kit v2は、旧式のNextera XT Index Kit(96インデックス、384サンプル)(FC-131-1002)に代わるものです。
ライブラリー調製後、該当するガイドの指示に従って、適切なローディング濃度までライブラリーを変性および希釈します。
以下の表は、 IDT for Illumina Nextera DNA UD Indexes(10 bp)を使用したイルミナシステムにおけるシーケンスの推奨サイクル数を示しています。
MiniSeqおよびNextSeqシステムの場合、試薬カートライドRFIDは最大サイクル数をエンコードします。各インデックスリードに10サイクルが必要な場合、最大値ではリード1とリード2のリード長全体は使用できません。したがって、フルリード長のシーケンスでは、リード1とリード2からそれぞれ2サイクルを減算する必要があります。イルミナは、2019年上半期に余分なシーケンスサイクルができるようにRFIDエンコーディングを修正する予定です。
シーケンスシステム | リード1 | インデックス1 | インデックス2 | リード2 |
iSeq 100、MiSeq v2、HiSeq 2500/3000/4000、NovaSeq 6000 |
151 |
10 |
10 |
151 |
MiniSeq、NextSeq 500/550 | 149 |
10 |
10 |
149 |
MiSeq v3 | 301 | 10 | 10 | 301 |